健康チェック
健康チェックとは
生活習慣病の発症に影響のある8項目(朝食・睡眠・栄養・喫煙・運動・飲酒・労働時間・ストレス)やロコモティブシンドローム、心の健康に関する項目のアンケート調査を実施、回答内容に基づき個人宛結果票により個別アドバイスを行います。(年1回)
また、事業所には集計結果を職場の健康管理に活用しやすい内容でご報告します。
対象者:被保険者
個人宛結果票の解説
- ※回答していない項目がある場合、正しく判定されない場合があります。
ライフスタイルについて
生活習慣病に関わりのある8項目のライフスタイルで判定しました。
生活習慣病予防のためには7個以上が必要とされています。
当てはまる数 | 7~8個 | 5~6個 | 4個以下 |
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判定 | 良好 | 中庸 | 不良 |
- ①朝食を食べる
朝食を抜くことは肥満や脂質異常症の原因になります。おにぎりやヨーグルト、果物など手軽に食べられるものから始めてみてください。 -
②栄養バランスを考えて食べる
主食・主菜・副菜を揃えることが大切です。乳製品や果物を加えるとさらにバランスが良くなります。 - ③睡眠時間は7~8時間
慢性的な寝不足や寝すぎは糖尿病や心筋梗塞のリスクを高めます。 - ④運動やスポーツを定期的に行う
運動習慣がない方は、まず1日の歩数を1,000歩増やす意識をしてみてください。当組合主催のウォーキングイベントも実施していますのでぜひご参加ください。(参加にはPepUpの登録が必要です) - ⑤過度の飲酒をしない
適量を守り、休肝日を週1日以上作るのが理想です。
【1日の適量】 - ⑥ストレスはあまり多くない
心に栄養を与える3つのRでストレスを発散するよう心がけてください。
【3つのR】 - ⑦タバコは吸わない
当組合の保健師が3ヵ月間禁煙をサポートする禁煙チャレンジプログラムがございます。ぜひご参加ください。 - ⑧労働時間は平均9時間以内
長時間労働は心筋梗塞や脳卒中などのリスクを高めます。
身長と体重のバランスについて
体格指数のひとつであるBMIで判定しました。
BMIが22になる体重が最も病気になりにくい状態とされています。肥満は糖尿病や心疾患、脳血管疾患のリスクが高まり、やせは骨量の減少や低体重児出産のリスクが高まります。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
BMI | 18.4未満 | 18.5~24.9 | 25以上 |
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判定 | やせ | 適正 | 肥満 |
減量をご検討中の方は、当組合の保健師等が3ヵ月で3kgの減量をサポートする3・3ダイエットプログラムがございますのでぜひご参加ください。(BMI22以上推奨)
タバコについて
喫煙によるがん発生のリスクを表す指標(ブリンクマン指数)で判定しました。
ブリンクマン指数=1日あたりの平均喫煙量(本)×喫煙年数(年)
- ※加熱式タバコは計算方法が異なるものもあります
ブリンクマン指数 | 400~599 | 600~1199 | 1200~ |
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判定 | 肺がんのリスクが上昇 | 肺がん・肺気腫のリスクが極めて高い | 咽頭がんのリスクが極めて高い |
運動について(ロコチェック)
ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)は、加齢等に伴う運動器の機能低下による要介護リスクの高い状態です。40歳以上の5人に4人がロコモ及びロコモ予備群と言われています。
ロコモ予防のために、若いうちから運動やトレーニング(ロコトレ)に取り組んでください。

心の健康について
厚生労働省が推奨する、素点換算表に基づく評価点の算出方法で判断しました。
日頃から自分自身の心と身体の健康に注意を払い、早めの対処をすることでメンタル不調の予防につながります。
心の悩みに関する相談は、当組合ヘルスホットラインやメンタルヘルスカウンセリングをご利用ください。